• RaspberryPi 3 にAndroid7(Emteria.OS)をインストールする

    Raspberry PiでAndroidを使い始めたので、記事にしました。

    かつてはRTAndroidプロジェクトとしてRaspberry Piで動作するAndroidの開発が行われていました。
    そのプロジェクトが、今年の春にemteria.OSというブランドで商品化されています。
    現在ではRTAndroidのサイトからOSイメージをダウンロードするためのユーザ登録ができなくなっています。

    商品化とあって、正式版は有料です。
    69ユーロ≒9,100円ほどします。(2017年11月現在)

    無償で試用もできますが、8時間おきに再起動したり、右下に試用版のコメントがあったり、時々試用版である旨のポップアップが出たりします。
    私は思い切って買ってしまいましたが…それなりに快調に動いています。
    以下、導入手順です。

    1.emteriaユーザ登録

    まずはemteriaにユーザ登録を行います。
    下記が公式サイトです。

    https://emteria.com/

    「Try for free」をクリックすると、ポップアップが表示されます。
    「すぐに無償のemteriaアカウントを作成して始めましょう。eメールアドレスを入力して登録を完了してください。」とのことなので、メールアドレスを入力します。
    続いてCaptchaにチェックをいれ、Continueをクリックします。

    しばらくすると、本文に下記のような少し味気ないメールが届きます。

    Hello.
    Please activate your account by clicking here. Please note that this email is only valid for 24 hours.

    「clicking here」をクリックするとユーザ登録のWEBが立ち上がります。

    ユーザ登録画面では最低限「Password」と「Name」を入力すれば登録(Submit)できます。

    2.インストーラーのダウンロード

    ユーザ登録できた画面からインストーラーがダウンロードできます。
    Raspbianのようにddコマンド等でmicroSDカードで焼くのではなく、インストーラーで焼く形になります。
    インストーラはWindows、Linux、MacOSそれぞれ用意されています。
    Windows版はインストーラーのインストールを行います。Linux版は実行権限を与えて(chmod a+x)、suで直接実行します。

    ※2017/12/10追記
    Debian9 Stretch (AMD64)にインストーラーをダウンロードしたところ、libssl1.0-devパッケージをインストールしないと、下記3.-1.Loginで認証が走りませんでした。

    3.SDカードへOSイメージを焼き付け

    microSDカードをPCに挿入し、インストーラーを起動します。

    初めに「1.Login」で先ほど登録したメールアドレスとパスワードで認証(AUTHORIZE)します。

    続いて「2.Image」Raspberry Pi 3を選択し、「3.Drive」で焼き付け先のSDカードを選択します。

    SDカードのドライブ名横の(→)をクリックすると、そのドライブのデータが失われる旨の警告(Warning)が出ます。
    「OK」をクリックすると「4.Flash」へ移行し、自動的にイメージファイルのダウンロードと焼き付けが行われます。
    完了すると小さく「all done」と表示されるので、「QUIT INSTA…」で終了します。

    4.Raspberry Piで起動と初回セットアップ

    Raspbian同様、初回起動時には1度自動で再起動した後、Androidが起動します。
    ここからはスマホと同様に初回のセットアップを行います。

    1. 言語設定(「日本語」を選択)
    2. 日付と時刻(「Tokyo, Osaka GMT+9:00」を選択)
    3. WIFI Setting(無線の場合は設定し、有線の場合は何もせずスキップ)
    4. Emteria Account(登録したemteriaアカウント又はアクティベーションコードを登録)
    5. 位置情報サービス(GPSはついていないが…適宜設定)
    6. ADB over Ethernet(ネットワーク経由のADBの有効/無効の設定…適宜)
    7. SSH Server(SSHサーバの有効/無効の設定…適宜)
    8. End-User License Agreement(「I agree to…」にチェック)

    Googleアプリ系は入っていないので、Googleアカウントの設定はありません。
    上記の設定のあと、Androidホーム画面が起動します。

    ※2017/12/10追記
    6.と7.は0.5.0のアップデートで削除され、「設定」内の「Emteria」で選択するようになりました。

    5.Googleアプリのインストール

    Google Playなどのアプリが入っていませんので、Open GAppsを導入します。
    デフォルトのブラウザを起動し、下記URLからOpen GAppsのZIPをダウンロードします。

    http://opengapps.org/

    Platform:「ARM」、Android:「7.1」、Variant:お好きなものを
    Google Playを使うだけであれば「Pico」や「Nano」で十分です。

    混雑しているときはダウンロードに失敗することがあります。
    Linuxの環境があるのであれば、一旦PCにダウンロードし、SDカードをマウントしてユーザースペースに放り込んでも良いです。

    ZIPファイルがダウンロードできたら、メニューの中にある「Power Off」から「Recovery」を選択します。
    再起動後、スマホのカスタムROMユーザにはお馴染みのTWRPが起動します。

    TWRPの起動時に「Keep System Read Only?」と聞かれます。
    特にゴリゴリいじる予定がなければ左下の「Keep Read Only」を選択します。
    「Never show this screen during boot again」にチェックを入れると、次回以降起動時に聞かれません。

    その後、「Install」を選択し、ダウンロードしたZIPファイルを選択します。
    ブラウザでダウンロードした場合、「Download」フォルダに入っていると思います。
    「Swipe to confirm Flash」の個所を左から右にスワイプするとインストールが始まります。

    インストールの完了後、「Reboot」で再起動します。

    インストール後の初回起動では15分程度動作が非常に重くなります。
    時間が経つと普通に使えるようになります。
    「設定」⇒「アカウント」からGoogleアカウントを追加すればGoogle Playが使えるようになります。

    X.使用感

    やはり大きいのはRaspberry Pi公式の7インチタッチスクリーン(下記)が使用できる点です。
    スマホで使っているアプリもほぼ問題なく動作します。
    ジャイロセンサーがないので、画面の向きを制御するアプリが便利です。
    (当方はRotation Controlを使用)

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